

というわけで本記事は「コートのクリーニング代はいくら?相場や頻度、注意点など徹底解説!」について書いていきます。
出来る限り最新の情報をもとに解説していますが、お店や時期によっても異なるので、目安として参考にしていただけると幸いです。
コートのクリーニング代の相場
大手クリーニングと宅配クリーニングのの平均金額を比較しました。
クリーニング店の料金表に記載のある一般的なコートの金額です。(追加料金は考慮せず)
大手クリーニング店 | 1,366円 |
宅配クリーニング(単品型) | 1,610円 |
- 大手クリーニングの料金は都内6社の平均金額。
- 宅配クリーニングの料金は初回割引を適応。
- 宅配クリーニングは単品ごとの金額を参考。
コートの相場:
1,300~2,000円
ハーフコートの相場:
1,100~1,800円
ダウンコートの相場:
2,000~3,100円
コートって何が当てはまるの?
料金表に記載されている『コート』は、トレンチなどの一般的なデザインが当てはまることが多いです。
以下は、一般的なものと比べて金額が高くなる傾向があります。
- ニットコート
- ダウンコート
- キルティングコート
【コートの定義】
着丈が袖丈と同じもしくは長いダウンコート、キルティングコートを除く一般的なコート及びハーフコートが該当します。
以下のいずれかに当てはまるものは「コート」扱いになりませんのでご注意ください。
-ニット編みのロングコート
「ニットコート」に該当します。
-中綿にダウン/フェザーが使用されているもの
「ダウンコート」に該当します。
-中綿に綿やポリエステルが使用されているもの
「キルティングコート」に該当します。
※マッキントッシュに代表されるゴム引きコートは申し訳ございませんがリネットでは取り扱いを控えさせていただいております。
リネット公式HPより引用

コート丈とジャケット丈の違いってなに?
ジャケットとコートの違いを、参考までに紹介しておきます。
袖より着丈が長いものはニットコート・ダウンコート・キルトコートとして分類します。
袖より着丈が短いものはニットジャケット・ダウンジャケット・キルトジャケットとして分類します。
リネット公式HPより引用
ちなみにコート以外のクリーニング代については、一覧表にして紹介しています!
↓↓↓↓
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【クリーニング代の相場】料金や頻度が一目でわかる!衣類別に徹底解説
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コートのクリーニング代の最安値はココ!
コートのクリーニング代の最安値を『大手クリーニング店(チェーン店)』と『宅配クリーニング』で解説していきます。
お店の名前をクリックすると料金表が表示されます。
大手クリーニング店(チェーン店) | |
白洋舎 | 1,900円 |
ホワイト急便 | 1,000円 |
ポニークリーニング | 1,300円 |
うさちゃんクリーニング | 1,298円 |
スワローチェーン | 1,400円 |
喜久屋 | 1,400円 |


宅配クリーニング(単品制) | |
リネット | 1,520円 |
ネクシー | 1,700円 |
宅配クリーニング(パックプラン制)※10点パックの場合 | |
リナビス | 1,070円 |
せんたく便 | 798円 |
美服パック | 543円 |
フランス屋 | 600円 |
クリーニング東京 | 880円 |
プロケア | 838円 |
リコーベ | 950円 |


コートの追加料金で知っておきたい4つの注意点
コートのクリーニングで知っておきたい4つの注意点を解説していきます。
- 装飾品がついているか
- 上質(デリケート)素材のものか
- 革製品が使われているか
- 付属品がついているか
装飾品がついているか
装飾品がついている場合は、追加料金がかかる場合が多いです。
装飾品には、以下が当てはまります。
ビーズやスタッズ、ラメ、ビジュー、スパンコール、レース、フリル、プリーツ、ワッペン、刺繍など
また、ダッフルコートなどのトグルといった留め具は、追加料金がかかることがあります。
その他装飾品も店舗によって異なりますので、チェックしておきましょう。
上質(デリケート)素材が使われているか
上質な素材(デリケート素材)になると、追加料金が発生することがあります。
コートに多いウールは上質素材に当たりません。
お店では1%、宅配クリーニングでは30%まで費用が掛からないことが多いです。(店によって変わる)
上質素材
カシミヤ、アンゴラ、モヘア、シルク(絹)、麻、合皮、ベロア、アルパカなど
革製品が使われているか
ベルト部分など、革素材が使われている場合は注意しましょう。
革製品は、別途対応になってしまう恐れがあるため、追加料金が発生します。
本革になると、取り扱いできないクリーニング店も多いです。


付属品がついているか
フードやライナーなど本体とは別の付属品には、追加料金がかかることがあります。
ファーがついている場合も注意が必要です。
フェイクファーやボアだと約1,000円前後かかります。(リアルファーだとビックリするくらい高いです…。)
注意ポイント
取り外し可能なものは、事前にとっておくことをおすすめします。
パックプランでは、取り外した状態で出すと、1点としてみなされることがあるので注意しましょう。
コートのクリーニングでよくあるQ&A
よくあるQ&Aを下記にまとめています。
コートをクリーニングに出す頻度
1シーズン(3~4ヶ月)に1回を目安にするとよいです。
クローゼットに入れっぱなしだと、カビやホコリ、虫食いで傷みます。
着ないシーズンでもベストな状態で保管できるように、無料保管サービスが人気です。
コートのクリーニング仕上がり日数は?
通常のコートであれば、4~7日程度かかります。
デリケート素材や装飾品がある場合は、+2日ほど必要になることがあります。
宅配クリーニングだと配達日数がかかるので、+2~4日ほどかかります。
コートのクリーニングで何のオプション加工をつけるべき?
ニオイが気になる方は、ウェット仕上げ(汗抜き加工)をつけましょう。
通常のクリーニングでは水溶性の汚れを完全に落とせないので、ニオイの元を除去すると、スッキリとした仕上がりになります。
そのほかだと、撥水加工をつける方が多いです。
はっ水加工をつけると、水弾きだけでなく生地に汚れが浸透しにくくなるため、いざというときに安心です。
オプション価格相場表
ウェット(汗抜き)加工 | 1,000円前後 |
はっ水加工 | 500~700円程度 |
花粉ガード加工 | 400~800円 |
抗菌・消臭・防臭加工 | 400~600円程度 |
手仕上げ加工(個別洗い) | 1,500~2,000円前後 |
毛玉やシミ取りはクリーニング店でとってもらえますか?
毛玉やシミが気になるときは、クリーニング店で取ってもらうことが出来ます。
相場として、毛玉取り・シミ抜きに200~400円程かかるところが多いです。
多くの店では別料金がかかるように設定されています。
コートのクリーニング後の保管はどうすればいいの?
クリーニング後は以下の5つを意識してください。
- ビニール袋を取って乾燥
- クリーニングされているか確認
- 問題があれば連絡する(タグは外さない)
- シワがないようハンガーを変えて収納
- 防カビ・防虫に意識して保管
すぐにビニール袋をとって乾かしましょう。
クリーニング後の服が石油くさいというケースは、溶剤が乾燥しきっていないことで出るニオイが原因です。
日陰で風通しが良いところにしばらく干しておくとニオイが軽減します。
コートのお手入れ方法を教えて?
簡単なケアを3ステップで説明します。
①脱いだらハンガーにかけて干す
日光が当たらない、風通しのよい場所で干しましょう。
汗が乾いて、いやな臭いを防ぐことができます。
②ポケットを空にする
型崩れを防ぐためにポケット(外・内ポケット)の中身を空にします。
ポケットに物が入っていると重みで、シワがつきます。
③ブラシをかける
ブラシを滑らせるようにブラッシングをしてホコリや汚れを取ります。
汚れが取れるだけでなく、毛玉もできにくくなります。
消臭スプレーで汚れは取れますか?
消臭(除菌)スプレーでは汚れは取れません。
ニオイ成分を分解し、除菌してくれる効果があるので、多少のニオイ対策としては期待できる程度です。
過度なスプレーで、シミや生地が傷んだり、虫がつきやすくなったりします。
ポイント
飲食店などのニオイは、ドライヤーやスチーマーの温かい風を当てると軽減できます。
気になるシワは、入った後の蒸気たっぷりの浴室で吊るすと伸びます。


コートのクリーニング代|まとめ
一般的なコートのクリーニング代の相場『1,300~2,000円ほど』
追加料金やオプション、シミ抜きや毛玉取りなどで高くなることが多いです。
宅配クリーニングだと、無料サービスも充実していますので、ぜひ検討してみてくださいね♪
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